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ボカロ錬金術(β) 4.ブレスの挙動解析

何を歌うにもまず最初にするのはブレス=息を吸うこと。
VOCALOIDにもブレスを再現する機能があり、実は個人的にかなりこだわっているパラメータの一つです。

VOCALOIDは発声に空気を必要としません。絶え間なく歌い続けることが可能です。

ところが現実では、息を吸わなければ声はいずれ止まってしまうし、息を吸うには声を止めなければならない。しかも、むやみなブレスは時として美しいフレーズの流れを断ち切ってしまうこともある。

そこで、発声可能な持続時間、フレーズの流れとそれに必要な空気の量、ブレスのタイミングと長さや強さ、ブレスがもたらすリズムやテンポ感への影響、それぞれを天秤にかけた駆け引きが重要になってくるのです。時にはあるフレーズをしっかり歌うために、直前フレーズの終わりかたを犠牲にしてでもブレスをとることもあるでしょう。

こうした駆け引きは、ふつうに考えれば「仕方なくおこなう不自由な要素」です。
ですが、逆にこの「不自由な要素」をVOCALOIDに取り入れると、それだけでメロディになんとも不思議なリズムが生まれてくるんですね。僕はこのリズムが大好きです。

前置きが長くなりましたが、今回はブレスについて掘り下げてみましょう。

※ブレス検証用ファイルセット
renkin04.zip (21KB)
Readmeを読んだうえで、宣言されている範囲内でしたらご自由にお使いください。

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