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ボカロ錬金術(β) まえがき

ご無沙汰しております。

ここ一年ほど音源制作にずっとかかりっきりだったのもあり、VOCALOID調声基礎理論について考え続けていました。

そして「雨はオレンジ、それから私。」を制作したあたりから、ようやく自分の中で自分なりの理論が形になり始めたところです。

僕が採用したボカロ調声の基本的な考え方は「現実の発声・歌いまわしの挙動の再現」

もちろんVOCALOIDのパラメータは必ずしもそれを目的として作られているとは限らないので、自分なりの解釈でパラメータと人間の挙動を結び付けていくわけですけれど、このへんで一度その整理と検証を兼ねて記事にまとめてみようかと。

というわけで、連載開始します。大げさにも「ボカロ錬金術(β)」と勝手に名づけ(笑)、ボカロに魂の実装を試みてみようと思いますのでのんびりお付き合いください。

以下、ダラダラと連載概要。

■理論の基本スタンス

VOCALOIDは音声合成ソフト。ライブラリデータベースに収録された発音・発声のための音素を組み合わせて、バーチャルな歌声を生成します。

とはいえ、元はといえば実在する人間の声を録音したもの。そしてデータベースとはそれを音素として分解したもの。

ですから、発音から発音の間はほんの一瞬だけ声が止まるとか、例えば「ま」の発音時には唇が閉じた状態から開いた状態に変化するとか、そういうことはすでに音素合成挙動に含まれているはず。
…と仮定して、この音素合成挙動に焦点を当てます。

詳しくは本編で何度か記述すると思いますが、結果として音符の表情プロパティは細かく指定し、コントロールトラックはわりとシンプルになる傾向になります。

あと、最近は.wavで吐き出した後DAW等のオートメーションで作りこむところまで含めて調声、というのもメジャーな手法のようですが、当連載でいう調声にDAWオートメーションは一切含まれません。それはあくまでも「ミックスという視点から見た”補正”」と捉え、歌うこととは分離して考えます。

■使用ライブラリとエディタ

僕はVOCALOID2猫村いろはしか所有しておりません。パラメータによっては他のライブラリでは同じ手法が使えないかもしれません。本連載はあくまでもβ版としての検証ですので、参考程度に読んでくださると助かります。

(他ライブラリでの動作報告等をいただいても検証はできないかと思いますが、そういったご意見はありがたく参考にさせていただきます)

エディタは、ビジュアル的に解説用に向いていると思われたのでフリーMIDIシーケンサ「Domino」(TAKABO SOFT様)をメインに進めますが、操作する項目と入力理論はVOCALOID2 Editor(以下「V2E」)と同じです。たぶんV3Eともそんなに違わないと思います。持ってないけど。
できるだけV2Eで操作する場合のスクリーンショットも載せますね。

■1パラメータ1エントリー

ボカロ錬金術(β)では、1つのパラメータを最後まで編集し終わったら次のパラメータ、という手順で作業していきます。

記事はその作業順・パラメータごとに執筆する予定です。

■パラメータの挙動検証

まだ挙動特性をちゃんと検証してないパラメータがたくさんあるんです。これを機に、どういう挙動をするのか?入力バリエーションは?というところまで突っ込んでみたいですね。

検証結果はTmBoxさんにアップロードしたものを貼り付けて記事から試聴できるようにします。

■人間の挙動との結び付け

そのパラメータが人間の歌唱挙動の何にあたるか、当てはめてみます。そうすれば、こういう歌い回しの時はこのように入力すればいい、というのが見えてきます。

人間の歌い回しと、その時使う筋肉には必ず関連性があって、そう動かなければならない理屈が存在する。僕はそれを歌い回しやパラメータの「整合性」と呼んでいます。

難しい言葉使っちゃってますが、息を吸い直さないとそのうち発声できなくなるとか大きい声を出すには口を大きく開けなきゃならないとか、そういうよく考えたら当たり前なことのことです。

■課題曲で実践

2013/5/14(猫村いろは誕生日)に『Born to be』という曲をUpしているんですが、この動画は時間がなくてほぼ無調声で公開したので、こいつを実践用課題曲として調声し直します。

オケのアレンジにしてもかなり納得いかないできなんですが、逆に言えば「歌い回しの改善だけでどこまで印象が変わるか」「どこまでアレンジの未熟さをカバーできるか」っていう検証にもなりますよね?(言い逃れ

■インスパイアされたもの

ボカロ錬金術(β)は、元はといえば774P様考案の「Domino調声2.0」に影響を受け、それを自分なりに解釈し直したものです。

素晴らしいアイディアを考案された774P様に感謝。

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