--

--

コメント

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://waxwanemusic.blog.fc2.com/tb.php/50-84baacbf

11

15

コメント

ボカロ錬金術(β) 5.ブレスと発声の波形構成

ブレスと発声は相互に影響しあっています。ブレスの入力について考える前に、ブレスと発声、その切り替わりについてもう少し掘り下げてみます。

◆◆◆

Envelope(エンベロープ)という視点で波形をみる

まずはブレスまたは発声のメカニズムについて、シンセ音源的な視点でみてみましょう。

Envelope

図のように、音源の波形構成はEnvelopeといい、Attack(立ち上がり),Decay(安定),Release(減衰)から成り立っています。

マニアックな余談ですが、さらに細かくいうとシンセ音源は(ものにもよりますが)、

  • Attack time…音量ゼロからピークに達するまでの時間
  • Decay time…ピークから安定レベルまで音量が落ち着くまでの時間
  • Release time…(ノートオフ命令後)安定レベルから音量ゼロになるまでの減衰時間

この3つのパラメータを変更することで波形の表情を変更することができるんですね。

VOCALOIDのパラメータ「アタック」「ディケイ」とはちょっと違うのですが、波形構成という視点でみればVOCALOIDの発音もブレスも同じ波形であるわけで、同様にこのEnvelopeで成り立っています。

フレーズ内の発声ひとつひとつやそれに必要なブレスに合わせて最適なEnvelopeを設定することで、意図したフレージングを表現していくわけですね。

ブレスと発声の切換えメカニズムについて

波形という点では同じですが、発声は「吐く」、ブレスは「吸う」、と息の進む方向が真逆です。つまりEnvelopeという視点でみれば、ブレスと発声は互いにRelease部分で音量(息の進む方向)がゼロになってからでないとAttackに移行することができません。

別トラックに分けて入力した互いの波形が重ならないようにしましょう。特に発声はノートの入力位置よりも実際の波形の開始位置が早い場合があるので、注意が必要です。

Flow

また、ReleaseのあとすぐにAttackが始まるかというと必ずしもそうではなく、図のようにその間には音量ゼロを維持する待機時間が流動的長さですが存在します。

結論から言うと、これらAttack/Release/待機時間は目的に合わせてコントロールしていくわけですが、互いに影響しあっているので、どこかをこうするには一方をこうしなければならない――というようにある程度の整合性をとる必要があります。

関連記事

管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://waxwanemusic.blog.fc2.com/tb.php/50-84baacbf

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。