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創作は才能あるものだけに許された特権なのか

音楽は何のために存在するのでしょうか。

まずはもちろん、聴いて楽しむためのものです。僕たちリスナーは、自分の好みやその時々のフィーリングにマッチした音楽を見つけて、楽しくなったり悲しくなったりといった感動を楽しんでいます。

それほどまでに人の心を動かす音楽というのは、やはり優れているものであって、そうでないものは批判はおろか見向きもされない=他者にその存在を認めてすらもらえないのです。まぁ、ちょっと極端な言い回しをしてしまいましたが、僕自身も作品単位でいえば大半がそんな歯がゆい思いの連続でした。

音楽は何のために存在するのでしょうか。
それを創ることは、天才だけに許された特権なのでしょうか。

別にセンチメンタルな気分でもなんでもないんですがね。
この数年ずっと頭の片隅でそういうモヤモヤしていたものがあって、それがなんなのかはわからなくて。

でも最近、「それがなんなのか」ではなく「それをどうすればいいのか」って考えられるようになってきたので、今回はちょっとそんな徒然なる長話を。

◆◇◆◇◆◇◆◇

音楽を作るには、才能が必要でしょうか。

これはまぎれもない現実です、天才にはかないません。
もうながいこと創作を続けてきて、この歳になってようやくそれを素直に受け止めることができました。僕には才能がありません。

ですが、これもまた現実です。「音楽を作ることは楽しい」。
公開した作品がまったく注目されず、どんなに残念な気持ちになろうとも、自分のアイディアが形になっていく過程は、いつだってまぎれもなく自分の心を満たしてくれるのです。注目を浴びて承認欲求を満たすのが目的なら話は別ですが、音楽というのはただ作って完成させる、という楽しみ方もできるもののはずです。

音楽を作るのには才能が必要でしょうか。本当にそうでしょうか。
(誤解を恐れずに言うのなら)だったら僕はいったい何なのでしょうか。
ずっと疑問に思っていました。今もそうです。でも、なかなか本当の答えは見つかりません。

DTM(Desk Top Musicの普及によって、作曲しそれを形として完成させること自体は随分と敷居が下がりました。 しかしながら、「ちょっと興味が沸いたから」程度ではなかなか踏み込めない、なにか大きな情熱がなければ乗り越えられない特別な世界のもの、そんなイメージがいまだにつきまとっているような気がしてなりません。

それは実際にそうなのでしょうか。

たとえば作曲には理論が有効かもしれません。実際、作曲のしかたについて調べ物をすると必ずといっていいほど理論が語られます。調、スケール、拍子、コード進行…。

もちろんこれらは音楽を知れば知るほど重要で、重要だと理解できた瞬間に学ぶことが楽しくなるものでもあります。でも、やはりこれは勉学なのです。入り口として大きな情熱がそこにあるなら、学ぶことから始めるのも可能でしょう。ですが、「曲作るのって楽しい?」「楽しいよ!」「へぇ、やってみようかな」という興味に対して「じゃあまずこれ勉強して」では本末転倒です。
楽しいことを楽しいとまず知ってもらうには、いったいどうすればいいのでしょうか。

専門書より気軽な情報源として、たとえばDTMに関する雑誌があります。が、その内容はほとんどのところソフトウェアや機材の機能や性能に関するもの、あるいは楽譜や演奏が出来上がっていることが前提でそれをどうやって綺麗にミックスするか、という話ばかりで、曲を作ることそのものに関してはなかなか触れてもらえない、というのが僕の印象です。
高いお金を出してでもよい音源やエフェクトをふんだんに使い、それを綺麗にミックスしなければ、音楽を作ることは楽しめないのでしょうか。そして、それだけで本当に『作曲』を楽しむと言えるのでしょうか。

でもなぜそうなってしまうのか、それもよくわかるんです。音楽には文字通り形がないから。目に見えないそれを組み立てる、それを誰にもわかる、誰にも楽しめる方法として提案するのは本当に難しいことなのでしょう。
だからわかりやすい話として「良い音」「迫力があって良いミックス」という流れになってしまうのは、仕方のないことなのかもしれません。

目に見えない、とどめておけない。ただそれだけの理由で、音を紡ぐということは感性に依存することがまず前提とされてしまう側面が強いのです。

やっぱり、音楽を作ることに才能は必要なのでしょうか。
ただただ作って、完成してみたらニヤニヤがとまらなくて、なんだか人に聴かせて自慢したい気分になってきちゃったぞ?
そんな自己満足を楽しむには、どうしても才能が必要なのでしょうか。

いつか、いつかでいい。そこに風穴を空けたい。
もっともっと身近に、創作するというエンターテイメントを。
そのための手段を提供するという、情報エンターテイメント。

僕にはこれといった大きなキャリアはありません。そんな僕にどんな説得力があるかなんてたかが知れてるのかもしれません。でも、どうしてもこの確信だけは拭えません。

『音楽を作るということ、それは誰かに自慢したくなるほど楽しい』。

これからちょっとずつ、そこに向かっていこうと思います。

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