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変化しない。(=音楽の保留)

「音を時間軸に並べて変化させると、音楽になる」と繰り返し述べてきました。
音程なら高く/低く、音量なら大きく/小さく、タイミングなら…という具合に、とりあえず要素が前と違う値に変われば、それは変化です。変化させたければ、どっちかを選べばいいんですね。

でも、そこには一つ忘れていることがあります。「変化しない」という選択肢はないのでしょうか。

音が時間軸に並んでいるけど、変化しない。それはどういう状況でしょうか。また、その選択をすると音楽はどうなるのでしょうか。
今回はその実験です。

まずタイミングを変化させない

音が時間軸に並んだ瞬間、必ずタイミングという要素が発生してしまいます。『音属性要素の不変化』(なんか厨二っぽい!笑)という実験をおこなうためにも、まずは「タイミングが変化しない」という実験を試みる必要がありますね。

音が並んでいるけど、タイミングが変化しない。それはつまり、音が一定タイミングで鳴るということです。まったく同じ音を、同じ間隔で並べてみましょう。

実験方法
※実験には音程感・持続感の希薄な打楽器を使用。音量も一定に。
※比較のため、1.サンプル(ランダムタイミング)、2.テスト(等間隔)の順に収録。

 311_detiming

なんということでしょう、全然音楽に聞こえません!並んでいるはずの音たちから、音楽が消えてしまいました。

音に属する要素を変化させずに並べてみる

ではタイミング要素の変化を打ち消したところで、音に属する要素について、変化しないという実験を続けてみましょう。

実験方法
※一定の音要素(長さ・音量・音程、その音色)を等間隔に並べる。音要素の値ごとに数パターン。

いかがでしょう。 なんというか、音楽というよりはシグナルを聴いている感覚ですよね。
パターンCでは長さ・音量・音程の異なる3つの音色を合わせたサウンドを作ってみたので、聴いた瞬間は「おっ!」っと思うかもしれませんが、やはりすぐにシグナル臭プンプンになってしまいます。

ひとつ実験をしてみる

もう一つだけ中間的な実験もしてみましょう。
この、変化しない=音楽にならない状況で、音程だけを一定タイミングで違う音程に並べなおします。

312_fix1

(画像クリックで拡大)

するとどうでしょうか。同じ音程が並んでいる間だけを聴くとその部分は音楽にはなっていないかもしれませんが、全体として聴いたとき、音程が変化する境目で「タイミングの変化=音楽が発生」しているように聞こえませんか?

313_fix2 
(画像クリックで拡大)

一聴した限りでは音程の変化から変化までの間に、確かに音が8つずつ並んでいるはずなのですが、感覚としてはなぜか上の画像のように聞こえるはずです。つまり「変化しない」という選択によって、次に変化するまでのその間はタイミング要素が保留されているのです。音楽が音楽であるために、要素は必ずしも変化しなければならないというわけではなく、「今は保留する」という意味で変化しない、という選択肢も十分にあることがわかります。

ちなみに今回の実験の場合は「音程だけでタイミングを生み出して音楽が発生」という結果になったわけですが、変化&保留の作用にはもう少しバリエーションがあるかもしれません。調べてみるとおもしろそうですよね。

まとめ:音楽するための変化の選択肢
  • プラス方向に変化する
  • 保留する
  • マイナス方向に変化する
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