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もうちょっとはっきり決めてよ。楽典・音の長さ基礎理論

DominoIF

楽典で定義されている音の長さの理論は、DTMソフトウェアの操作においてはそれほど厳密なかかわりはありません。というのも、多くのMIDIシーケンスソフトでは時間軸や音程を”データとして”直観的に把握することに主眼を置いたインターフェイスになっているからなんですね。せいぜい自動入力や自動補正などの単位を設定するときにしか使用しないので、初めはあまり深く考えなくてもいいでしょう。

理論はアイディアを生み出してくれない

やがてソフトウェアの操作に慣れ、「アイディアそのものをコントロールしたい」と思えるようになった時は、理論へのより深い知識が何かと助けになるかもしれませんが、まずは操作や市販の楽譜を読むための必要な最低限の知識をみていきましょう。

楽典における「音の長さ」

楽典では音の長さのことを音価といいます。音価は「何秒間か」という絶対的な数値ではなく、「BPMに対してどれくらいか」という相対的な長さを示し、そのためBPMが変わっても元の音楽の形が崩れない作りになっています。音価の名称はDTMソフトウェア上でも設定値として使用されることが多いので、まずは長さの定義と楽譜上の表記について記述しておきます。

音価と楽譜上の表記

音価は「1小節=4拍」という時間を基準に名称付けられています。ただし、あくまで名称を付けるために使用された基準であり、実際には名称自体にはあまり意味のないものになっちゃってます。DTMソフトウェアを操作するうえでは、少々乱暴ですが「4分音符=BPM1拍と同じ長さ」とだけ理解すればあとは単純に暗記でもそれほど困ることはありません。

LengthSymbols
基本的には「2倍になるか、半分か」の関係でしかない。なお、ここでは割愛したが32分音符や64分音符も存在する

付点

futen

付点は、上記の表でみて「その音符の下段にある音価を足した長さ」という意味です。
稀なケースですが付点が2つつけられる場合もあります。その場合は「さらにもう一つ下段の音価をさらに足した長さ」です。

連符

3ren

連符は鍵括弧と数字で表されます。「その音符の上段にある音価に、表記されている数だけ均等に入る長さ」という意味です。
ここではシンプルな3連符を例にまとめましたが、5連符や7連符など様々な表記が用いられます。

タイ

Tie&slur

弧線で結ばれた同じ音程は「音価を合計した長さ」を意味します。酷似した表記にスラーがありますが、これは「弧線内をなめらかに演奏」という意味であり、スラー内の同じ音程は音価を合計せずに個別の音として演奏します。

演奏における音の長さ

楽譜上では上記のような音符が並べられるわけですが、実際は音価の示す時間を常にみっちり演奏するわけじゃないんですよね。いってみれば単に「音の鳴るタイミング(および発音時間の目安)をわかりやすく表記している」のであって、例えば次のように演奏されます。

duration-1
発音時間は表記されている音価の90%だったり100%だったり、70%だったり。

要するにこれも「うまくやってチョーダイ」論法であり、その曲の雰囲気から汲み取って一番カッコいいと思うように微調整してください、という意味です。この「表記されている音価の何%の長さを発音するか」を、DTMではDuration(デュレーション)といいます。

デュレーション指定記号

作曲家がこのデュレーションを特に指定したい場合のために、楽典では次のような楽譜用記号が定義されています。

duration-symbol

この場合においても演奏上の音の長さはあくまで目安であり、演奏者や指揮者の解釈による微調整が求められます。

ソフトウェア上の表示

音価の指定

実はコンピュータにとっては音価やデュレーションはどうでもよく、「発音の開始と終了の命令がどこにあるか」だけで音の長さを管理しています。でも、2つの命令を毎音毎音入力するのはとても面倒なので、ノートオフについては自動入力がおこなわれます。

Note

発音の開始命令をノートオン、終了命令をノートオフといい、ノートオンからオフまでの時間をゲートタイムといいます。マウス入力やステップ入力(手打ち)の場合、あらかじめゲートタイムを指定しておくことで、音を入力した位置から自動計算したタイミングにノートオフも入力してくれます。もちろんマウスドラッグやゲートタイム値の再入力であとから自由に調整可能です。

QBduration
Cubaseでのゲートタイム指定。音価を音符ではなく分数で表示しているのはシステムの都合だろう(全音符なら「1/1」、16分音符は「1/16」という具合になっている)。デュレーションは指定音価の100%で固定なので、あとで微調整の必要がある。

Defaultgate
こちらはマウス入力時のDomino。ゲートタイムは数値で指定するので慣れが必要だが、好みの長さに設定してポチポチと手軽に入力できる。
値はショートカットキーで切換えも可能。ちなみに、初期設定ではゲートタイム値480が4分音符100%に相当。

Gate-atStepRec
同じDominoでもステップ入力モードでは音価とデュレーションを指定する形になる。
音程を入力すると音価ぶんカーソルが移動、「タイ」機能で音価の引き伸ばしも可能だ。

ノートオン/オフのスナップ機能

snap
スナップ機能をオンにしておけばマウス入力が格段に楽チンになる

入力や補正におけるマウス操作での位置入力のブレを、近くの正確なタイミングに吸い寄せて補正してくれる「スナップ機能」。このスナップ単位設定値にも音価が使用されます。また、ドラッグ操作によるゲートタイム修正時にもスナップを適用することができます。Ctrl+ドラッグなどによって一時機能オフできるソフトも多いので、お好みに合わせて使い分けるといいでしょう。

QBsnapDMNsnap
Cubase(左)とDomino(右)のスナップ単位選択リスト。

 

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